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BIM/CIM・DX・ICT活用とは
2024年9月24日#BIM/CIM/#ICT/#DX
◎BIM/CIMとは工事の設計や計画等の各作業において3次元モデルを活用することで、システムの効率化と高度化を目的としています。
BIM/CIMを取り入れることでミスや単純作業の軽減、工期短縮など様々な効果が考えられています。
◎DX(DigitalTransformation)とはデジタル技術を取り入れて複合的に活用することで、業務プロセスそのものを変革し、建設生産プロセス全体を最適化することです。また、作業所との連携を強化することで会社全体で複数工事の一元管理ができ、工事の生産性や確実性を向上させることができます。
①現場状況の把握:各現場作業所にWebカメラ「safie」を設置し、リアルタイムで現場情報を確認できます。
②Web会議:ZOOMなどを使用し、現場における常に新しい情報共有や設計変更内容の確認を現地に赴くことなく行えます。
③遠隔臨場:遠隔臨場とは、建設現場などでウェアラブルカメラやネットワークカメラを使って、現場に行かなくても離れた場所から確認作業や立ち会いを行うことです。遠隔臨場技術は、現場に向かう往来を減らせるため労働安全性の向上や作業効率の向上、コスト削減などを実現します。
◎Webカメラ safie ◎遠隔臨場
DXを取り入れることによって業務の効率化や働き方改革に繋がり、人手不足への解消が期待されています。
◎ICT活用工事とは施工プロセスの下記段階において、以下に示すICT施工技術を全面に活用する工事のことです。
①3次元起工測量:3次元測量データの取得(無人航空機を使用した空中写真測量や地上レーザースキャナーを使用した現況の3次元測量)
②3次元設計データ作成:設計図書や①で得られたデータを用いて3次元設計データを作成します。
③ICT建設機械による施工:ICT建設機械とは3次元設計データを取り入れた重機のことです。ICT建設機械はMC(マシンコントロール)、MG(マシンガイダンス)の2種類があり、3次元データを活用し機械にセンサーやGPSなどの装置を搭載しています。この2つの違いはマシンコントロールには制御システムが搭載されていることで自動制御が可能ですが、マシンガイダンスには制御システムは搭載されておらず操作補助として活用します。
④3次元出来形管理等の施工管理:出来形管理とは施工された目的物が契約条件や発注者の意図に沿っているかの確認を行うことです。施工後、再び無人航空機やレーザースキャナーを使用して3次元測量を行い出来形の3次元データを取得し、設計通りに施工できているかの確認を行います。
⑤3次元データによる納品:④によって確認された3次元施工管理データを工事完成図書として電子納品します。
ICT施工では自動制御化が可能になるため、経験の少ない人でも熟練者と同じように作業が可能になり、人手不足の解消が期待されます。
また、危険な現場での作業を減らすことや作業の効率化が期待されます。
(出典:国土交通省 ICT活用工事(土木)実施要領)
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