工事BLOG



臼尻漁港臨港道路事業概要


臼尻漁港で水揚げされた水産物は、唯一の幹線道路「国道278号(旧道)」を利用して輸送されていますが、当該国道は海岸線と岸地に挟まれ、密集する 住宅地を通っていることから、道路幅員が非常に狭く、輸送の時間効率性や安全性に問題があります。また、大規模地震発生時には、津波の来襲により、 漁港内及び周辺地域が最大6.0m浸水すると予想されており、津波来襲時に漁港内及びその周辺から速やかな避難を可能とする避難路の確保も必要です。

漁港から尾札部道路に接続する臨港道路の整備により、水産物輸送の効率化、安全性向上を図るとともに、津波来襲には地域住民の速やかな避難が可能となります。
工事情報

工事名

  臼尻漁港橋梁建設その他工事

工事場所

 北海道函館市

工期

 令和6年2月28日まで

発注者

 北海道開発局 函館開発建設部

工事内容

【臨港道路】

橋梁工RC橋脚=1基(T型橋脚) / 函渠工ボックスカルバート=2基 /擁壁工L側=70m、R側=75m(重力式擁壁、L型擁壁)

【船揚場(補修)】

床掘工L=24.0m / 基礎工L=16.5m(基礎捨石)/本体工L=17.5m(袖土留壁ブロック製作・据付)

裏込工L=13.8m(裏込石)/ 舗装工(コンクリート舗装)/構造物撤去工/仮設工 各1式




工事進捗


臼尻漁港橋梁建設その他工事は、BIM/CIMを活用した工事となっています。 BIM/CIM工事とは、デジタル技術を利用し工事を進めていくことです。 現場には4か所の施工場所があり、それぞれ3Dモデルを≪作成・活用≫し工事を進めています。
 ※画像はクリックすると拡大します。

3Dモデルを作成中①

3Dモデルを作成中②

3Dモデルを作成中③